こんにちは!私は東京から田舎にUターンし、出産・子育て、そして自身の病気をきっかけに一度仕事を中断しました。
以前はナレーションやブライダルMCの仕事をしていましたが、環境が変わり、これからの働き方を考え直すことに。
しかし、田舎での就職活動は初めて。都会と違って求人が限られる中、すぐに就職するのではなく「職業訓練を受けて新しいスキルを身につけよう!」と決意しました。
ここからは、私が職業訓練を受講するまでの流れを紹介していきます。
田舎での就職活動の現実
20代であれば「やる気があります!」でなんとかなるかもしれませんが、私のようなアラフォーになるとそうはいきません。求人は資格保有者か経験者向けのものばかり。
未経験OKの仕事はレジ打ちなどがありましたが、私は将来のキャリアを考えたときに、それだけを続けるイメージが持てませんでした。そのため、就職活動と並行して職業訓練を受け、長期的に求人を検索できる環境を作りました。
フルタイムの職業訓練は難しい
ハローワークで職業訓練について調べると、朝9時から夕方5時まで学校に通うコースが多く、子育て中の私には厳しいと感じました。
そこで、自宅で空き時間に学べる「eラーニング」を検討することに。
※ eラーニングとは、インターネットを活用して自宅など好きな場所で学習できるオンライン学習システムのことです。職業訓練にもeラーニングを取り入れたコースがあり、子育て中の方や通学が難しい方でも、自分のペースで学ぶことができます。
どんな職業訓練がある?
インターネットで調べてみると、IT・プログラミング系、事務・ビジネススキル系、語学・翻訳・教育系、医療・福祉系などさまざまな分野のものがありました。
その中で、Webデザインやマーケティングを学べる講座があり、これならナレーションや朗読などの経験を在宅ワークに活かせそう!と感じたため、この講座を受講しようと思いました。
もし前職を絡めずにイチからキャリアを積むなら、資格が取得できる簿記も良いなと思いました。
ハローワークに相談
職業訓練を受けるには、まずハローワークに相談が必要。どのコースが自分に合っているのか、費用はどうなるのかなど、詳しく教えてもらえます。
職業訓練の期間は、コースや訓練の種類によって異なり、一般的には下記のような期間で実施されるようです。
- 短期コース(1~3か月):事務職向けのパソコンスキル、Webデザイン、介護職入門など
- 中期コース(3~6か月):プログラミング、医療事務、CAD、簿記、貿易事務など
- 長期コース(6~12か月):高度な専門スキル(ITエンジニア、建築、電気工事など)
職業訓練の多くは、国や自治体の支援があり、ほとんど無料または低料金で受講できます。
受講料がかかる場合でも、比較的安価でスキルを身につけられるため、自己投資としては非常に魅力的です。
訓練校の説明会に参加
私はWebデザインだけでなく、マーケティングも学べる講座にしたので期間は6か月。
気になる訓練校の説明会に参加し、カリキュラムや学習の進め方を確認。
実際にどのようなスキルが身につくのか、自分に合った講座か、未経験でもついていけそうか、卒業後の就職先や就活のサポートがあるかなど、詳しく聞くことができました。
訓練を探し始めてから実際受講するまでに3か月かかった
職業訓練を受けるためには面接が必要なことも。
私が申し込んだ訓練校にもzoomにてオンライン面接があり、「育児をしながら学びたい」という思いを伝え、無事に合格!
しかし私の場合、この合格に至るまでには3カ月かかりました。
最初に応募した訓練校は不合格になり、次の訓練でようやく合格。訓練校の募集期間と開校日が決まっているため、タイミングが合えばすぐに開始できますが、特にWebデザインの訓練校は選択肢が多く、どの機関にするか比較検討するのに時間がかかりました。
また、同時に複数の応募ができないため、1つ受けたら合否が出るまでは次の応募が出来なかったことも、時間がかかった原因の1つです。
Webデザインを学びたい人は想像以上に多く、毎回定員オーバーしているそうですが、訓練校もかなり沢山あるので、どうしても学びたい!という思いがあれば何度チャレンジしても良いそうです。
現在はeラーニングを活用しながら、少しずつ新しいスキルを身につけています。
子育てしながらの勉強は大変ですが、社会復帰の第一歩としてとても良い経験になっています。
これからも、30代主婦が無理なくキャリアを築く方法について発信していきます!
まとめ
30代主婦でも、環境やライフスタイルに合った方法で学び直し、社会復帰を目指すことは十分可能です。焦らず、自分に合った道を見つけていきましょう!